早いものでもう2月末、年度末になりました。
今年度1年間の活動報告や、これからの予定など、富山県パラスポーツ指導者協議会の皆さんのご報告を「えがおだより」に記載し、発行しました。
ご一読の程よろしくお願い致します。
HELLO,WORLD !
早いものでもう2月末、年度末になりました。
今年度1年間の活動報告や、これからの予定など、富山県パラスポーツ指導者協議会の皆さんのご報告を「えがおだより」に記載し、発行しました。
ご一読の程よろしくお願い致します。
第5回スノースポーツ教室のお手伝いに行ってきました。
活動報告者:小島之弘 日時:2025年2月1日(土曜日)10時~15時
場所:イオックスアローザスキー場
最初のお手伝いである第三回タカンボースキー場(1月18日)では10名ほどの参加でしたが、今回は福井県から親子4名(子ども1名チェアスキー)、石川県から親子4名(子ども1名チェアスキー)、地元よりチェアスキー競技者3名、スキー教室参加に3つの家族合わせて7名、指導員4名で大人数。
当日は天候に恵まれ暖かく、頂上からの砺波平野散居村がとても綺麗でした。ゲレンデにはゴンドラ1基、リフト4基あり、下は少し重たい雪でしたが上のほうはパウダースノーで快適でした。
教室はチェアスキーに乗り換えの準備、移乗のサポートを行い、その後チェアスキー練習とスキー練習に分かれて行いました。私は主に子どもたちのスキー練習に参加し、ボーゲンでのターンタイミングや身体の使い方を指導。しかし子どもたちの上達は凄まじく午後からは頂上からスイスイと滑っていました。
チェアスキー練習は大人は第一ゲレンデで状況に合わせての大回り、小回りのターン、重心の取り方などの指導を受けて滑っていたそうです。子どもの体験者は、チェアスキーの後ろから父親に支えてもらいながら、アウトトリガーをうまく使って斜面を後ろ向きのぼり、バランスを取りながら直進、ターン、の練習をして、初体験のリフト乗りでは父親にサポートをしてもらいながらチェアを一度リフトアップしてリフトに乗りますがうまくいかず、乗るタイミングで一度リフトを止めてもらってから座りました。午後からは6回もリフトに乗り滑降。チェアスキーを満喫していたそうです。私は子どもたちの指導のため、その様子は見れませんでしたが、前回は斜面をのぼるのも大変そうだったのに凄い進歩だ!とその子の父親が驚いておられました。
スノースポーツ教室は1月と2月のみの開催。たくさんの方に参加してもらい、その楽しさを体験してもらいたいですね。
障害のあるお子さん達にスポーツを提供する為、ユニバーサル野球を企画し、実施しましたので報告させて頂きます。
⚾ユニバーサル野球予行演習、講習会⚾
日時:2024年11月26日(火) 16:00~17:00
場所:富山県立高志支援学校 体育館
⚾ユニバーサル野球⚾
日時:2024年11月27日(水) 9:30~14:45
場所:富山県立高志支援学校 体育館
参加者:小学部、中学部、高等学部 全校生徒(約65名)児童・生徒約9割が車椅子使用
試合数:小学部2試合、中学部1試合、高等学部2試合、合計5試合を実施
(当日は保護者の方も参加)
イベント名は「みんなでユニバーサル野球やろう!in高志支援学校」
【開催までの経緯】
私が中級パラスポーツ指導員の講習を受けた時のメンバーの中にユニバーサル野球を設計・製作された堀江車両電装株式会社の中村さんがみえ、ユニバーサル野球の話を直接聞き、中級受講後もSNS等で全国各地でユニバーサル野球の開催された報告を見てきました。
ユニバーサル野球の始まりは脳性まひの男の子が「野球がやりたいです」と中村さんにビデオメッセージを送り、それを受けて
障害のある人も出来るユニバーサル野球を開発されました。片翼5mの巨大野球盤で、選手はバットに括り付けた紐を1cm引く事で、バッティングができます。野球を体験する事ができる様に繰り返し改善されてきました。
そのユニバーサル野球を「いつかは富山でやりたい!」と思っていました。
また私が上級パラスポーツ指導員の講習を受けた時、イベントを企画する講習があり、そこでノウハウを学びました。また一緒に上級を受講したメンバーには、各県でそれぞれ色々なイベントを企画してきた方々がみえ、休憩時間などに色々アドバイスを頂いた事、また富山県ツインバスケットボールチームや富山県車椅子バスケットボールチームの方々は選手自ら、県外のチームを招待して実施する大会を企画・運営されているのを近くで見た事も大きく私を後押ししてくれました。
【開催までの道のり】
①学校側との打ち合わせ
2023年春初めての打合せ、同11月、2024年11月開催決定、その後ユニバーサル野球側、学校、私でZOOM会議を実施
②予算計画及び資金調達
今回、富山県パラスポーツ指導者協議会を主催とし、3カ所より資金を頂き開催決定。各所への申請書類の作成・提出
③チラシの作成・印刷
④後援依頼
富山県障害者スポーツ協会、新聞社2社へ後援依頼文書作成・送付
⑤メディア取材依頼
テレビ局5社へプレスリリース作成・送付
⑥前日の講習会
パラスポーツ指導員への開催案内・募集他
⑦ユニバーサル野球当日
⑧事業報告(会計報告含む)
関係各所への報告書類作成・送付
生徒さんへの事前授業(チーム名決める、応援の練習、そのお子さんの障害の程度により紐を引きやすくする為のアイテム作り)、うぐいす嬢(生徒紹介)、事後授業は学校側にお任せし、当日の試合進行をスムーズに行う為にバットのセティング、ボール拾い、得点ボードの記入などは私が勤める会社の社員6名(内パラスポーツ指導員3名)で実施。役割分担をして開催しました。
前日の講習会では、パラスポーツ指導員を含め学校関係者約60名が参加。ユニバーサル野球の説明の後、1人ずつバッターボックスに入り、応援を受けながらバッティングしてみました。先生の中には、当日生徒がバッティングの際、紐を引きやすくする為の工夫された「手作りアイテム」を使っての試し打ちをされて、事前準備は整いました。
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ユニバーサル野球は試合開始の「プレイボール」のかけ声から始まり、うぐいす嬢(先生)が生徒の名前を呼び、生徒がバッターボックスに入ります。
バットに繋がる紐を受取り、目の前に広がるユニバーサル野球の球場を見晴らします。チームからの応援は熱く「かっとばせ~」や「ホームラン、ホームラン」と大声援。選手の狙いはやはり「ホームラン」。センター方向にあるホームランゾーンを目指し、旋回するボールに狙いを定め、思いっきり紐を引く生徒。ボールが転がる行方を見る。ヒットやホームランになると、ガッツポーズをする生徒や、満面の笑みを浮かべる生徒。アウトになって残念そうな表情の生徒。どの生徒も一生懸命野球をやり、チームの応援も頑張っていました。
障害の重い生徒がバッターボックスに入り、手作りアイテムを紐に括り付け、アイテムを持ちますが、なかなか自分のタイミングで紐を引く事できず、選手に寄り添う、先生や保護者、ユニバーサル野球の中村さんがどうにか本人が引ける様に、体勢や手の角度を変えたり、体に刺激を与えたりして生徒が自分でバッティングが出来る様に促します。
その間もチームからの「がんばれ~」「なんとか打ってくれ~」の思いが詰まった応援がずーっと続きます。ようやく紐が引けてバットがボールに当たり転がります。
結果は「アウト」でしたが、会場全体には「よく頑張った」の温かい拍手が会場を包み込みました。
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高等学部の試合での応援は、とても素晴らしい物でした。ヒットを打った後ベンチに戻り、チームメイトとハイタッチで喜びを分かち合いました。
チームの応援にも力が入り、車椅子に座りながらも上体が前のめりになって、大きな声で応援する生徒もいました。
【試合後生徒代表の挨拶(高等学部の生徒)】
「こんなに楽しい会を開いて頂きありがとうございました。野球とかあまりやった事はなかったのですが、こんなに楽しい物だと、改めて思いました。明日から勉強とかこれから頑張って行こうと思いました。ありがとうございました。」
【学校側の感想】
・生徒も保護者も大いに盛り上がり、楽しく思い出に残る行事だった。
・初めての体験だったが、周りの応援があると、自分の気持ちもやる気になって楽しめたので、他の活動でも、応援することは大事なのだと感じた。
・保護者の方もたくさん応援に来られて、一緒になってスポーツを楽しむことができた。
・打席に立った時、打った後、みんなに声を掛けられた時など、いろいろな場面で子どもの表情がいきいきしていたのが印象的だった。
【保護者の感想】
・なかなかない機会をいただけて感謝している。
・子どもたちが嬉しそうだったし、保護者も楽しかった。
・大人も子供も笑顔になり楽しむことができてよかった。
・子供も楽しそうだったけど、自分がすごく楽しんだ。毎年でも来てほしい。またやりたい。
【ボランティアメンバーの感想】
・良い思い出になり、楽しかった
・ボランティアも楽しかったですが、社外で部署が異なる皆さんを交流できた事も貴重な経験となりました。
この日看護師さんの活躍も忘れてはいけません。体育館で待機し、医療ケア児がバッターボックスに入るタイミングを見計らい、体育館の隅に設置されたパーテンションの内側で看護師さんによるケアが行われていました。
選手、保護者、先生、看護師さん、会場に居る人全員が応援し、全員が笑顔でユニバーサル野球を楽しみました。
みなさんのご協力があって、楽しく、無事に終える事ができました。ありがとうございました。
次の日の新聞各社の記事、テレビでの放送もして頂き、広く県民の方々に知って頂く事が出来たのも大きな収穫でした。
最後に、今回のユニバーサル野球の経験が子供達・保護者の方々の良い思い出となり、今後スポーツに興味を持ってくれたり、何かスポーツをやりたいと意欲を持ってくれる事を期待しています。
今後も支援学校さんとのイベントを企画できたらと思います。
日時:令和6年11月24日(日) 10:00〜12:00
会場:中滑川複合施設メリカ
参加者:滑川市の障がい者(知的・身体・精神)とそのご家族
滑川市福祉課、滑川市赤十字奉仕団、滑川市手話サークルめばえの会からと
パラスポーツ指導員 (12名)
滑川市での活動は、昨年に続き2回目となります☺️
活動種目は、スクエアボッチャ、アキュラシー、ディスゲッター9、モルックです。指導員は活動に入る前の打ち合わせを大切にしています。☺️
今日の流れ、実施方法の確認、配慮、臨機応変に対応するために大切に伝え合います🌷
開会式は、ミッキーマウスの曲に合わせた準備体操から始まり💫参加人数75名、スタッフを含めると総勢100名となる賑やかで元気あふれる大会となりました🌼
【アキュラシー🥏】ディスクを投げる距離は、しょう害のある方ない方にかかわらず、その人その人に合わせながらアキュラシーゴールの輪の中に入った時の喜びを一緒に楽しむ姿がみられました☺️
【ディスゲッター9🥏】アキュラシーと同じディスクを使って参加者一人一人が決めた✨数字にねらいを定めて〜エイ❗️「やったぁー❗️」パン❣️と音をたてて射ぬいたときの嬉しさは参加者も指導員も笑顔がほころぶ瞬間です☺️
【モルック】フィンランド生まれのモルックは、老若男女問わず楽しめる気軽なスポーツです🌼スキットルのピンを50点ゴールを目指して一本一本考えながら倒す、心地いい音と共に、楽しそうな歓声があがっていました☺️
【スクエアボッチャ🔴🔵🟢🟡】ボッチャは1方向でプレーしますが、スクエアボッチャは,正方形のコートで4辺すべてを使って4方向でプレーします。ボッチャは知っていても、スクエアボッチャは初めて❗️という人が多く、簡単な説明をしてすぐにゲームを始めてもらいました🌷
ジャックボール(目標玉)に当たるとボーナス得点がもらえるので、ジャックボールに当てる事をチーム全員で目指し、みなさんの元気溢れるチームワークで💫温かなそしてほっこりとした雰囲気の優しい汗を感じました☺️🌷
楽しいレクリエーション大会の後、温まる昼食を頂きました✨とっても美味しかったです☺️ありがとうございました🌷そして嬉しいことに、
来年度も滑川市でパラスポーツを通して活動を頂けることをなりました🌈
この温かい家族のように笑顔あふれる優しいさを感じた滑川市での家族レクリエーション大会の運営スタッフの皆さまには、活動をさせていただいたこと心から感謝とお礼を申し上げます🌈
今日、参加していただいたパラスポーツ指導員の皆さま、お疲れ様でした。ありがとうございました🌷🌼
日頃、障害のある人と楽しくパラスポーツを楽しむ際、やはり私達指導員がそのスポーツを知り、実際にやって楽しんだ経験を下にパラスポーツを提供する事が大切と考え、指導員の為の指導員によるパラスポーツ研修会を開催しました。
日時:2024年11月17日(日)9:00~12:00
場所:富山市福祉プラザ
今回の研修会は往復はがきで募集し、19名指導員の参加がありました。
今回選んだ競技は、ボッチャ、スクエアボッチャと最近パラスポーツではありませんがモルックが人気で需要があるので、この3種目を実施しました。
スクエアボッチャをご存じですか?普通のボッチャは「白」のジャックボールと「赤」、「青」の3色のボールを使用しますが、スクエアボッチャは普通のボッチャのボールに「黄色」、「緑」を加えた5色のボールで実施。コートも正方形で4方向から各色のチームが順番に「白」のジャックボール目がけて投げます。
普通のボッチャとはコートや得点の数え方も違いはありますが、大勢でワイワイしながら対戦できるので、楽しく盛り上がる事ができます。
私は、ボッチャはやった事がありましたが、スクエアボッチャとモルックは初めて体験しました。モルックは最初に投げ方やルール説明を受け、すぐゲームを開始。ゲームが進むにつれ盛り上がり楽しかったです。モルックは常に得点を計算しながら行う競技で、自分が2本倒そうと考え、投げた棒がその2本に当たった時は爽快でした。
最後にスクエアボッチャを全員で行いました。一投、一投投げる度に成功してガッツポーズや失敗してズッコケたりしながらあちこちから歓声が上がり、みんさんが楽しんでいる姿が見れました。
また得点の数え方の説明の時は真剣に聞き、勉強されていました。
楽しい時間はアッと言う間に過ぎました。次回のパラスポーツ体験会などでは、今回の経験を生かして、自信を持って参加者のみなさんと楽しむ事ができるのではないかと思いました。
今回は、各競技を知る・楽しむ他に指導員同志の交流も出来き、有意義な研修会でした。
今回出席できなかった指導員の方、また機会を作りたいと思いますので、こんな競技がやりたいなどの要望もおっしゃって頂き、参加して頂けたらと思いますので、よろしくお願い致します。
第24回富山県障害者スポーツ大会 卓球競技会のお手伝いに行ってきました。
日時:2024年11月10日(日)
場所:富山県総合体育センター 大アリーナ、中アリーナ
開会式(9時15分)が始まる前に会場を設営します。大アリーナは下の写真の準備を富山県卓球協会さんと一緒に行いました。
🏓パラスポーツ指導員は、「受付」、「記録」、「掲示」、「表彰」、「一般卓球競技補助」、「STT競技補助」、「交流大会進行」それぞれ事前に決められた部門を担当します。
今回は高校生のボランティアさんが大勢来て頂き、一緒に活動しました。
今年も開会式は、選手や応援者は2階席、大会関係者は1階フロアーに並びました。
開会式の各ご挨拶やルール説明は、1階から選手が座っている2階方向を向いて行われました。
STT(サウンドテーブルテニス)は選手がアイマスクをし、音が鳴るボールを打ち合う為、会場内は静かでないといけません。
場所は大アリーナではなく、中アリーナで開催し、ラケットでボールを打つ音が響きました。
私の担当は「一般卓球競技補助」で、対戦カードを担当の卓球台と本部の間を運搬したり、ボール球拾いのお手伝いしました。
その日最後の担当は、決勝戦でした。
決勝戦というピリピリした空気の中、選手に近い場所にいて、選手の熱気を熱く感じられました。
スマッシュの時、足で床を蹴る振動は床伝いに私の足にも力強く伝わりました。気合いの入ったサーブ。
また、得点が僅差の時、選手が「フー」と息を吐き、気持ちを落ち着かせサーブを打つ姿に私も緊張しました。
決着がつくまで、どちらの選手も「がんばれ!」と心の中でつぶやいていました。
試合に勝った選手、激しいラリーで後少しで負けてしまった選手。それぞれの選手の表情が見れて、
日頃の練習の頑張りがあっての表情なんだな~と思いました。
試合をすぐ傍で見れてとても感動しました。
選手の皆さん、パラスポーツ指導員の皆さん、大会関係者の皆さんお疲れ様でした。
日時 令和6年度11月03日 6:00〜10:30
会場 高岡市役所付近Start地点
前日の大雨警報も夜中には解除され、雲はありましたが当日は気持ちよく晴れました。そこへパラスポーツ指導員が20名前後集結。選手受付・サービス係、誘導係、区ごとのアシスト係、車いすランナーサポート係、車いす最後尾自転車係、と分かれます。慌ただしくも運営に慣れた指導員が多数おり、バタバタしながらも、それぞれの責務を遂行していきました。
早朝から集合した全国各地より集まった車いすランナーの出場者は21名。初参加からベテランさんまで、見知った顔がたくさん出場。選手同士でも指導員に対しても和気あいあい楽しく会話を交わします。選手は練習、調整、準備に余念がなく、スタートに備え整列。そして号砲が鳴る!…直前にあろうことか、トラブルが発生。(詳しくは動画を参照)
1位、2位3位…選手全員、奮闘された結果です。しかし大きな遺恨を残した大会となってしまいました。指導員として何ができるのか。今後何をしたら良いのか。課題が山積みとなりましたが同じ過ちを繰り返さないよう今回のことを無視せず、大会実行委員会には真摯に向き合って来年度からの糧として頂きたい。そう思わずにいられません。
🌷令和6年度 上市町福祉パラスポーツフェスタのお手伝いに行ってきました✨
日時 令和6年度10月14日 9:30〜12:30
会場 上市町保健福祉総合センター
参加者 地区社協、民生児童委員、上市町ボランティアセンター登録団体、町内福祉施設、町内小・中学校、上市高等学校他、
一般町民の方々 約 120名
パラスポーツ指導員 17名
秋晴れの10月の3連休の最終日、昨年度に引き続き上市町福祉パラスポーツフェスタ開催され、お手伝いに行ってきました
☺️今年度は、卓球バレー、モルック、ラダーゲッター、スクエアボッチャの4種目です。4つの班に分かれ活動内容は1種目30分を目安にローテーションしてもらいパラスポーツを体験していただきました。
☺️[スクエアボッチャ]初めて体験された方も多く、ルール説明を真剣に聞かれた後、6人1組4つの色球(赤🔴・青🔵・緑🟢・黄🟡)チームに分かれて、白い球(ジャックボール)にどれだけ近づけることができるか、さまざま戦略を指導員から教えてもらい投球するごとに沢山の歓声があがっていました
☺️[モルック]指導員の解りやすい説明を聞くと「早くやってみたい」「難しそうだけれど投げてみたい」の声があがり、スキットルのピンが良い音で倒れると、ガッツポーズ💪も決まるほど楽しさが伝わってきました
☺️[卓球バレー]相手チーム、仲間チームのコートに球を打ち出すスピードは速く、また「いち、にい、さん❗️」と声を掛け合われチームワークの良さを感じました。微笑ましい場面がたくさんみられました
☺️[ラダーゲッター]ラダーゴールに向かって、ねらった得点にボールが引っかかった時の嬉しさに飛び上がって喜ばれ、その笑顔におおきな拍手がわきあがっていました
☺️参加してくださった皆さん、各種目スポーツを楽しそうに「次は何かな」「どうやってするのかな」と身を乗り出して、興味を持ってくださり🌷想いおもいの気持ちでまわっていらっしゃった事が私達の次の活動への活力に繋がりました。
☺️お会いできた皆さんの笑顔と元気は大切な宝ものです✨こころの中がほっこり、あたたかくなれます🌷🌼ありがとうございます。
今回、参加協力して頂いた指導員の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
<情報部会 浦島さんからの報告>
2024年9月22日(日曜日)富山県総合運動公園屋内グラウンド、及び隣接のファミリー広場にて、第24回富山県障害者スポーツ大会フライングディスク競技会が行われました。朝から雨が降り、地面のコンディションは最悪でしたが受付、そしてアキュラシー競技を行う屋内グラウンドは参加者の熱気に包まれていました。さぁ開会式です。
午前中は屋内グラウンドにて、アキュラシー競技が行われました。集まった多くのパラスポーツ指導員やボランティアの学生、関係者が協力してサイトを設置。ディスリートファイブ、ディスリートセブン、出場した選手が選んだ距離で競い合いました。
アキュラシーは、5mおよび7m先にあるアキュラシーゴール(内径91.5cm、太さ2.5cmの赤い輪っか)に10投して、入った数を競います。練習投はなく、いきなり本番から始まるのと、順位に大きな差が生じるので一投目はできるだけ入れなくてはなりません。これにより選手には大きなプレッシャーがのしかかります。一投入魂!思いを込めてスロー。入って喜び、外して天を仰ぐ。指導員もボランティアの学生もディスクの行方を見守り、応援、励ます。「ナイススロー!」「どんまい!」「おつかれさまでした!」白熱した午前中が終わりました。
と、ここで午前の競技を終えたあとに「午後のディスタンスはファミリー広場で行います」とアナウンスが。会場にはどよめきが広がりました。フライングディスク競技は基本、雨天決行。台風などのひどい天候でない限り外で行われます。アキュラシーだけでも屋内グラウンドで行えたのは恵まれていると思います。「雨なのにやるの?」「できるかな」「やるしかない」昼休憩に昼食を食べた終えた選手はディスタンスに備えてスローイングキャッチの練習。私もフライングディスク教室で関わった方々、個人的に指導していた選手たちと一緒にウォーミングアップのお手伝いをしました。ディスタンスはいわゆる遠投。力が入りやすいので失敗もしやすい。練習のつもりで落ち着いて臨んでくださいね、とアドバイスをして支給されたカッパを羽織っていざ、ディスタンス会場のファミリー広場へ。さぁ行きましょう!
ディスタンスは遠投。一投だけ黄色のディスクを投げる練習(テストスロー)が行えます。その後本番で三投します。シンプルな競技ですがディスクの性能上遠くへ飛ばすのは難しく、各自の技量が問われます。名前を呼ばれた選手たちは気合をいれてスローイングエリアに入り、思い思いに飛ばす。最初は雨が降っていませんでしたが段々強くなり、それに伴いグラウンドもぐちゃぐちゃに。雨に打たれたディスクは晴れてる時と比べて失速します。天候はその時の運。条件はみな同じ。副審たちは転ばないように足元に気をつけながら飛んでくるディスクを追いかけます。遠くても近くても各選手が投げたディスクは記録につながるので必死になります。
ディスタンス競技を終え、閉会式が行われる屋内グラウンドへ戻ります。選手も運営役員の指導員やボランティアの方々もびしょ濡れ。あいにくの天候でしたが無事に大会が終わりました。閉会式のあとは片付けや歓談そして交流しながら解散。コロナ禍があけた今年からは久しぶりにアキュラシーもディスタンスも行えました。大会に関わった方々、運営役員、ボランディア、選手、関係者全員のおかげだと思います。
本当にありがとうございました。本当にお疲れさまでした。
また来年、会いましょう!
日 時:2024年9月12日(木) 19:20~20:30
場 所:Ridge Line(リッジラインボルダリングジム)
富山市上冨居3丁目10-52
この教室は、主に視覚障害者の方々が参加され登山、トレッキング、ボルダリングを行なわれている教室です。昨年度までは「障害者登山教室」の名称でしたが今年度より「クライミング教室」と変更となっています。
この教室ではパラスポーツ指導員と「富山三つ星の会」の方々が協力してサポートされています。クライミング教室の代表者の桐井さんは「富山三つ星の会」に所属されている方です。
私が伺った今年度第6回、9月12(木)はボルダリングで、平日の夜の開催もあり
今回の参加者は視覚に障害のあるOさんと桐井さん2名の参加でした。私を入れて3名と少なかったです。
事前にボルダリングを行っているRidge Lineの会員になると私もボルダリングが出来ると伺っていましたので、早めに行き会員登録をしました。私は以前からボルダリングに興味があったのと、私のスタイルとして自分もその競技に参加し、体の動かし方などを学ぶと、障害のある人達と少しですが同じ目線になれる気がしています。共感できる事で質問したり、やり方を教わったりしてお話しもし易くなって早くお友達になれる気がします。
ボルダリングで使う壁に取り付けられた石のようなパーツは、一般的に「ホールド(hold)」と呼ばれます。ホールドは、形や大きさ、難易度によってさまざまな種類があります。
この施設ではホールドの横にカラーテープが貼ってあり、難易度が決められていました。壁(BASE)の角度も80度、90度・・・とたくさんの壁がありました。
視覚障害者の方がボルダリングを行う時のポイントを教わりました。「H,K,K」という3つのポイントを的確にタイミングよく声で伝える事が大切です。
「H,K,K」は頭文字をとってあります。
H:方向・・・時計の針の方向を伝えます「3時の方向」、「10時の方向」など
K:距離・・・手首から肘までの長さを普通とし、「すぐ近く」、「遠く」など
K:形・・・ホールドの形を伝える「三日月」、「まる」、「さんかく」など
実際にインストラクターさんや桐井さんが「H,K,K」で説明を伝えると、Oさんは説明通りの位置まで手を伸ばしホールドに触り、しっかり指をかけられました。
見ていて思ったのですが、足をかけるホールドの位置の説明は難しい事が分かりました。Oさんも頑張って足で探されますが、時間がかかってしまう場面がありました。時間がかかると体力が消耗し落下してしまいます。
またゴールした後、高い所から降りる時の説明が難しいです。足から降りる為、距離や方向などの足探りは手探りより大変そうでした。
Oさんは、休憩しながら、マイペースで次のルートにチャレンジされていました。Oさんが休憩の時に私も壁にチャレンジしました。スタートからゴールまで、決められたホールドを順番に1つずつクリアしていると、挑む気持ちが高まり、ゴールした時には達成感がありました。面白かったです。
Oさんに感想を伺いました。「ボルダリングは好きです。参加すると気分転換にもなるし、楽しみにしていますが、参加者がもっと増えると賑やかでもっと楽しいのにな~」とおっしゃっていました。
Oさんは、途中で落下し手が疲れても「もう1回(やる)」と同じコースを再びチャレンジされてゴールを目指し頑張っていらっしゃいました。
今回はボルダリングでしたが、登山もやってみえます。視覚障害者が登山をする時は、視覚障害者1人に2人のサポートが必要です。
Oさんに登山した時の話を伺いました。
今まで登った山で印象的だった山は?「雄山」、「乗鞍」、「猪臥山」など
登山は楽しいですか?「楽しい。みんなとおしゃべりも楽しいし、山に登った達成感もいいい。鳥のさえずり、川のせせらぎも聞こえるし、汗かいて苦しいけれど楽しい」とおっしゃっていました。
桐井さんは以前は登山を多く企画していましたが、参加者の高齢化などがあり、
トレッキングやボルダリングが主流になってきて登山が減った事が残念です。とおっしゃっていました。新しく教室への参加者が増えるとまたメインで登山の企画を行いたいとおっしゃっていました。
7月21日に行われた教室では龍王岳(立山町)に登ったそうです。その時の様子が新聞記事にされたそうで、その記事をぜひご覧下さい。
次回のロサンゼルスで行われるパラリンピックでは「パラクライミング」として正式競技になったそうでのす。みなさんご存じでしたか?色々なパラスポーツがありますが、「パラクライミング」は私は初めて聞きました。「パラクライミング」にはボルダリング、リードクライミングの種目があるそうです。4年後の開催が楽しみです。
今年度のボルダリングは全て富山市で行われますが、以前は城端の桜ヶ池にあるクライミングセンターでリードクライミング(高さが半端なく高い)でも行かれ、ゴールの高い所から降りる時はロープでシューっと落下するのが気持ちいいそうです。
次回の第7回 11月14日(木)も同じ場所でボルダリングを行うそうです。
私は次回も参加したいと思っています。平日の夜でお忙しいと思いますが、ご都合よろしければお気軽にクライミング教室に参加(見学だけでもok!です)されてはいかがでしょうか?参加ご希望の方は桐井さん又は、協議会のLINE 公式アカウントや事務局へメールをお願い致します。こちらから桐井さんに連絡します。
登山に興味がある方のご連絡もお待ちしています。