【活動報告】富山マラソン2024(車いすの部9Km)

日時 令和6年度11月03日 6:00〜10:30

会場 高岡市役所付近Start地点

前日の大雨警報も夜中には解除され、雲はありましたが当日は気持ちよく晴れました。そこへパラスポーツ指導員が20名前後集結。選手受付・サービス係、誘導係、区ごとのアシスト係、車いすランナーサポート係、車いす最後尾自転車係、と分かれます。慌ただしくも運営に慣れた指導員が多数おり、バタバタしながらも、それぞれの責務を遂行していきました。

早朝から集合した全国各地より集まった車いすランナーの出場者は21名。初参加からベテランさんまで、見知った顔がたくさん出場。選手同士でも指導員に対しても和気あいあい楽しく会話を交わします。選手は練習、調整、準備に余念がなく、スタートに備え整列。そして号砲が鳴る!…直前にあろうことか、トラブルが発生。(詳しくは動画を参照)

1位、2位3位…選手全員、奮闘された結果です。しかし大きな遺恨を残した大会となってしまいました。指導員として何ができるのか。今後何をしたら良いのか。課題が山積みとなりましたが同じ過ちを繰り返さないよう今回のことを無視せず、大会実行委員会には真摯に向き合って来年度からの糧として頂きたい。そう思わずにいられません。

【報告】第24回 富山県障害者スポーツ大会≪フライングディスク競技会≫

2024年9月22日(日曜日)富山県総合運動公園屋内グラウンド、及び隣接のファミリー広場にて、第24回富山県障害者スポーツ大会フライングディスク競技会が行われました。朝から雨が降り、地面のコンディションは最悪でしたが受付、そしてアキュラシー競技を行う屋内グラウンドは参加者の熱気に包まれていました。さぁ開会式です。

午前中は屋内グラウンドにて、アキュラシー競技が行われました。集まった多くのパラスポーツ指導員やボランティアの学生、関係者が協力してサイトを設置。ディスリートファイブ、ディスリートセブン、出場した選手が選んだ距離で競い合いました。

アキュラシーは、5mおよび7m先にあるアキュラシーゴール(内径91.5cm、太さ2.5cmの赤い輪っか)に10投して、入った数を競います。練習投はなく、いきなり本番から始まるのと、順位に大きな差が生じるので一投目はできるだけ入れなくてはなりません。これにより選手には大きなプレッシャーがのしかかります。一投入魂!思いを込めてスロー。入って喜び、外して天を仰ぐ。指導員もボランティアの学生もディスクの行方を見守り、応援、励ます。「ナイススロー!」「どんまい!」「おつかれさまでした!」白熱した午前中が終わりました。

と、ここで午前の競技を終えたあとに「午後のディスタンスはファミリー広場で行います」とアナウンスが。会場にはどよめきが広がりました。フライングディスク競技は基本、雨天決行。台風などのひどい天候でない限り外で行われます。アキュラシーだけでも屋内グラウンドで行えたのは恵まれていると思います。「雨なのにやるの?」「できるかな」「やるしかない」昼休憩に昼食を食べた終えた選手はディスタンスに備えてスローイングキャッチの練習。私もフライングディスク教室で関わった方々、個人的に指導していた選手たちと一緒にウォーミングアップのお手伝いをしました。ディスタンスはいわゆる遠投。力が入りやすいので失敗もしやすい。練習のつもりで落ち着いて臨んでくださいね、とアドバイスをして支給されたカッパを羽織っていざ、ディスタンス会場のファミリー広場へ。さぁ行きましょう!

ディスタンスは遠投。一投だけ黄色のディスクを投げる練習(テストスロー)が行えます。その後本番で三投します。シンプルな競技ですがディスクの性能上遠くへ飛ばすのは難しく、各自の技量が問われます。名前を呼ばれた選手たちは気合をいれてスローイングエリアに入り、思い思いに飛ばす。最初は雨が降っていませんでしたが段々強くなり、それに伴いグラウンドもぐちゃぐちゃに。雨に打たれたディスクは晴れてる時と比べて失速します。天候はその時の運。条件はみな同じ。副審たちは転ばないように足元に気をつけながら飛んでくるディスクを追いかけます。遠くても近くても各選手が投げたディスクは記録につながるので必死になります。

ディスタンス競技を終え、閉会式が行われる屋内グラウンドへ戻ります。選手も運営役員の指導員やボランティアの方々もびしょ濡れ。あいにくの天候でしたが無事に大会が終わりました。閉会式のあとは片付けや歓談そして交流しながら解散。コロナ禍があけた今年からは久しぶりにアキュラシーもディスタンスも行えました。大会に関わった方々、運営役員、ボランディア、選手、関係者全員のおかげだと思います。

本当にありがとうございました。本当にお疲れさまでした。

また来年、会いましょう!