【活動報告】高岡育成会スポーツ教室を開催しました

『⚾福岡高校野球部員⚾の「全力応援ダンス」で元気、ハツラツ!!』

日時:令和7年8月10日13:30~15:30
場所:高岡市ふれあい福祉センター

高岡市手をつなぐ育成会スポーツ教室が開催されました。
この教室は、平成30年7月から年1~2回開催されており、協議会の事業の中でも草分け的な事業の一つです。また、昨年からアキュラシーの運営支援に、高岡市中田身体障害者協会様、今年は参加者支援、パラスポーツの体験目的に、福岡高校野球部のみなさんにも参加いただき、とても賑やかな開催となりました。

 

今回は、参加者に人気の卓球バレーとアキュラシーの他、新種目のフロアバスケット(低床型玉入れ)の3種目を行いました。どのチームも、豪華賞品(優勝チームに授与)を目指して、熱いバトルが繰り広げられ、アキュラシーは同点決勝(代表者3名で試合)で雌雄を決したり、卓球バレーでは、福岡高校野球部監督VS野球部員が試合を行い、珍プレーや好プレーの続出に歓喜の声が館内に溢れました。また、福岡高校野球部員の「全力応援ダンス」では、この日のために作ったオリジナルの応援ダンスで参加者を元気付けたり、参加者全員に女子マネージャー手作りの作品(折り紙の金魚)をプレゼントし、とても喜ばれていました。

 閉会式で、育成会の参加者や福岡高校野球部員、監督さんから、「今回もとても楽しかったです。」「応援ソングで応援してもらい嬉しかったです。」「パラスポーツがこんなに楽しいスポーツとは思っていませんでした。またこのような機会があればぜひ参加したいです。」

「今日は、生徒がとても輝いて見えました。普段の練習でも今日のように笑顔で終えることができるよう、これから頑張っていきます。」と、とても温かい言葉や笑顔をたくさんいただきました。

次回の開催は、来年2月を予定しています。今回同様、参加者全員の笑顔がたくさん見られるよう、楽しい企画を考えていきますので、みなさんのご参加、心よりお待ちしております。今後ともよろしくお願いいたします。          

                           副会長 兼 指導部会長 岩田

【教室訪問】Vol.18 アーチェリー教室

訪問日時:2025年7月27日(日)10時〜12時
 場 所:二上アーチェリー場
 参加者:教室員3名、初参加1名、指導者1名、指導員1名

伏木の住宅街を抜け、坂を少し登って、アーチェリー場に到着!

≪🏹 パラアーチェリー豆知識 🏹≫
1940年代初頭:イギリスのストーク・マンデビル病院で、医師ルートビッヒ・グッドマン博士が第二次世界大戦で車いすの患者のリハビリとしてアーチェリーを導入。
1948年:ロンドンオリンピック開会式の日に、同病院で16名の車いすの患者によるアーチェリー大会が開催。これが後の「ストーク・マンデビル競技大会」となり、パラリンピックの原点とされる。
⇒⇒ 77年前という、古く長い歴史があるんですね。

≪パラアーチェリーの特徴≫
・障がいの種類や程度に応じてクラス分けがあり、選手は自分の身体に合わせた方法で弓を引く(口や脚を使う選手もいる)
・健常者と同じ射線上で競技できる、数少ないインクルーシブなスポーツ。
  ⇒⇒ 近年良く耳にする「インクルーシブ」。パラアーチェリーは先駆けて実施されていたんですね。驚きました。

坂を上がっていると、目の前にこの建物が見えてきます。左手に駐車場あり


私が建物の中に入ると、開さんがご自身の弓を組立てられていました。
ハンドル部分(中央)に上下にリムを取り付け、その他にも複数の部品(小さな部品もあり)細い六角レンチを使いボルトを締め、
色々調整しながら組立てられていました。
アーチェリー競技は準備に時間がかかる事が分かりました。
余談ですが、ハンドルには素材がアルミ、カーボンなどがあり、リムにも色々な素材、サイズなどがあり、自分に合った物をカスタマイズされて、使用されています。最高のパフォーマンスが出来る道具を準備するのも奥が深いと思いました。

小さい部品の調整中
組立てて調整完了。一仕事を終えられた開さん。赤色部分が「ハンドル」、両側の黒色カーブした部分が「リム」です。

この日はパラスポーツ指導員の中谷さんが初参加され、開さんから競技の事やサポート内容など、事前に説明を聞き、実践されていました。

開さんは車いすユーザーなので、外の芝生に起伏などがある為サポートが必要です。
中谷さんが開さんに声を掛けながら的から30m離れた「シューティングライン」まで移動されていました。

パラアーチェリー選手へのサポート内容
①弓とスタンドの運搬
②車いすの方の場合、シューティングラインまでの移動のサポート
③競技中は静かに後ろで待機
④矢の回収=矢取りといいます。的の前まで移動し、的のどこに矢が刺さったかを、例えば8時の方向の9点とかと言う様に覚えて報告すると、次撃つ時の参考になるとおっしゃっていました。

中谷さんが弓とスタンドを持って運搬。
起伏が大きく、下り坂はバックでゆっくり下ります。
白いロープが的から30m離れた位置「シューティングライン」と言い、ここから矢を射ります。
左側が山本さん、右側が開さん。写真では的まで近そうに見えますが、以外と遠いと感じました
矢取り」時、矢がどこに刺さっているのかを確認し、選手に報告。矢を抜く際は、的の紙を片手で押さえながら、矢を曲げない様に慎重に抜きます。矢が曲がってしまうと真っすぐ飛ばなくなるので1本、1本、ゆっくり〜、そーっと抜く事が大切です。

試合は、2分/回の間で3本の矢を射り、24回繰り返すので、(3×24)合計72本の矢を射るそうです。
72本と聞くとびっくりしました。矢を射るだけではなく、矢取りの時間も必要なので、1試合に長い時間がかかります。
長い時間の間に色々なドラマがあるんだろうと想像するとわくわくして、やりがいのある競技だと思いました。

初心者や経験の浅い方は、近射(きんしゃ)と言って、的から5m程離れて打ってみえました。指導者の方からのアドバイスを受け、頑張ってみえました。
今回がアーチェリー体験3回目の方(下の写真の方)は、難しいけど、的に当たるのが楽しい」とおっしゃっていました。

今年、10月25日〜27日まで滋賀県で開催される第24回全国障害者スポーツ大会「わたSHIGA輝く障スポ2025」
にパラアーチェリー競技の富山県代表として開さんが出場されます。パラアーチェリー競技に富山県からの出場は、7年ぶりとなるそうです。是非、日頃の練習の成果を出し切り、競技は勿論ですが、全国の選手達との交流など、楽しんで来て頂きたいと思います。開さんのご健闘をお祈り申し上げます。

開さんはアーチェリー教室の参加者を募る為「富山県障害者スポーツ教室アーチェリー教室のブログ」を作成されており、練習日の情報(開催、変更)や、「アーチェリーを始めるにあたって」初心者向けの説明、練習報告などこまめに発信されています。お時間ある時に是非ご覧ください。下記リンクからご覧頂けます。

↓ ↓ ↓

令和7年度第4回障害者アーチェリー教室での練習風景 | 富山県障害者アーチェリー教室のブログ

取材した日は気温が高く、太陽の日差しが強い日でしたが、青い空、緑の屋外で、うぐいすの鳴き声(夏なのに・・・)が聞こえ、気持ちいい空間でした。
あの場所は春や秋はもっと気持ちがいいと思います。
みなさんのお知り合いにもアーチェリー教室を紹介して頂けると幸いです。激しく動く競技ではないので、いろいろな障害の方でも入り易い競技と思います。お時間ある時に一度見学されてはいかがでしょうか?

今回、パラアーチェリー教室の取材にご協力頂いた方々、ありがとうございました。
次回の教室訪問は「ボッチャ教室」の予定です。お楽しみにして下さい。

【活動報告】インクルーシブフェスティバルに参加してきました。

~ つなごう元気、つなごう笑顔、つなごう仲間 ~

 インクルージブフェスティバルは、富山県サッカー協会(インクルーシブ委員会)様主催のイベントで、能登半島地震で被害が大きかった地域の皆さんに、スポーツを通じて、少しでも元気に、笑顔で、楽しい時間を過ごしてもらうことを目的に、県内各所で開催されています。

当協議会は、昨年の氷見市、射水市につづき、今年は、6/15氷見市、6/22滑川市、7/6砺波市の三会場で、スクエアボッチャやモルック、フライングディスクの運営や、ウォーキングフットボール、車椅子体験の運営協力を行いました。

どの会場も初めて参加する方が多かったのですが、障がいの有無や年齢、経験の有無に関係なく、誰もが楽しむことができる、ウォーキングフットボールやパラスポーツの体験を通して、たくさんの笑顔や笑い声、励ましの声が会場内に溢れ、心がほっこりと和む素敵な時間となりました。私たちも参加者やボランティアのはじける笑顔と優しさに癒され、とても元気が出ました。また、オープニングで華麗なチアーリーデイングと明るい笑顔や元気な声で会場を盛り上げてくださった、パピーズ(富山市)のみなさん、本当にありがとうございました。

最後になりますが、このインクルージブフェスティバルに参加の機会をいただいた、富山県サッカー協会(インクルーシブ委員会)の岡島委員長をはじめ、関係者の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

私たち協議会は、インクルージブ社会の実現に向けて、これからもみなさんと共に、活動を続けてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。                  

  富山県パラスポーツ指導者協議会 副会長 兼 指導部会長 岩田

2025チェレンジゴールボール北信越大会 参加報告

当協議会 LINE公式アカウントで、5月に指導員の方々にご案内していました「2025チャレンジゴールボール北信越大会」に指導員5名でチームを作り参加してきましたので、報告します。
日 時:2025年 6月22日(日) 9:45~16:00
場 所:富山市 東富山体育館

受付でお借りした、真っ黒なアイシェード(装着すると目を開けていても真っ黒な世界です)と、サポーター(ひじ当て)とオレンジ色は参加記念のかばん

2025年3月に長野県で開催された「北信越ブロック特別研修会」でゴールボールを体験された指導員の方が
「楽しかった」とおっしゃっていて、6月22日に富山県で「2025チャレンジ・ゴールボール北信越大会」が
あると聞き、富山で出来る機会はめったにないので、是非参加したいと、指導員5人でチームを作り、
参加申込みをしました。

チーム名は「キラキラーズ」ゴールボールを通して全員がキラキラ輝きたくてこのチーム名にしました。
日頃、競技のサポートのボランティアをしており、自分達が参加する機会がなかったので、
チーム名を考えている時点ですでにわくわくしていました。

9時45分:開会あいさつ
10時〜基本動作体験
  ・コートの説明、ルール、得点、ボールの投げ方などを教わりました。
  ・守備は横座りをして床に座り、ボールが来たな~と思ったら素早く床に手足を伸ばして横になる。その際両足を少し床から離して、静止する事が大事と教えてもらいました。
   なぜかと言うと、ボールが足の甲に当たった時、ボールを止める事ができるからです。上げていないと、ボールが足を乗り越えてゴールしてしまいます。
   また、顔にボールが当たる事もあるので、顔の前に腕を出し、顔は天井側に向けます。
  ・ボールを投げる時に、自分が正面を向いているか?を確認する必要があり、その方法とは・・・
   それは、ボールを持って、後ろ=自ゴール方向に後ずさりして歩き、自ゴールの枠を探します。枠に手が届くと背中を水平に
   枠に当てて立つ事で、正面(ボールを投げる方向)を向く事が出来ます。
  ・ゴールの幅は9m。この長さを3人で守ります。

ゴールを横から見ています。床の赤いラインがゴールボールのコートのラインです。

赤いテープの中央には、ひもがあり、アイシェードで見えない為、このひもの突起を触り、コートの内外、自分の位置を把握する為に使用する重要な突起です。

  ・初めてのアイシェード、真っ黒で前が見えません。音だけがたよりのゴールボールどきどきわくわくでした。
11時〜競技開始
  ・今回参加したチームは5チーム、富山県内からは2チーム、他の3チームは県外からの参加チームでした。
  ・5チームでのリーグ戦を行いました。全10試合
  ・試合は各チーム4試合、試合時間は短くして実施。当日の体育館は蒸し暑く、アイシェードをすると更に暑く汗をかきました。

  ・今回開催した体育館の横が線路でした。試合中に電車が通りました。電車の音で鈴の音が聞こえないので
   電車が通ると審判が「電車通過中ですので、試合中断します。」とアナウンス。電車が通り過ぎると試合再開しました。(笑)

耳を澄ませ、鈴を音を聞き、タイミングを合わせて体を横にします。

ポジションですが、中央の人が1列前にいます。それは他に2人守備でぶつからない為です

ボールを取ったら「取った〜」と声を出し、
チームメイトに知らせます。
視覚の情報がないので、声や音(手や床を叩いて)を出してのコミニュケーションが非常に重要な事が分かりました。

ボールが重いので力一杯投げます。

ゴールボールのボール:
バスケットボールの7号ボールをほぼ同じ大きさ。
素材は硬いゴム。中は空洞で鈴が2個入っています。
重さは1.25kgとバスケットボールの2倍の重さ
弾みにくい構造になっています。

試合終了後、アイシェードを外し、チームメイトの顔を見るとほっとし、健闘を讃えあいました。

【参加者の感想】

多田:
今回のチャレンジゴールボール大会を通して、初めてゴールボールを体験し、その魅力に気づかされました。今まではテレビなどで見たことがあるだけでしたが、実際に体験することで、「見えない」という状況や、そこから生まれる情報の少なさへの不安感を知り、視覚障害のある方との関わりについても気づかされるものがありました。また、ゴールボールの試合では、ボールの音や仲間の声に意識をして、集中して参加することができました。晴眼者と視覚障害者が一緒になって楽しむことのできる競技を経験でき、今後富山県内でもゴールボールが広まれば良いなと感じています。

太田:
今回の2025チャレンジゴールボール北信越大会で、ゴールボールを初めて体験しました。アイシェードを着用していたため、仲間の姿やゴールの瞬間は見えませんでした。しかし、自分がボールをブロック出来た時などの達成感は、他の競技で感じることができないほど、高かったです。
試合中は、アイシェードをしていたため、何も見えませんでしたが、審判や仲間の声で何が起こったのかを知る事ができ、分かりやすい言葉で伝えることで大きな安心を生み出されることを体感しました。

石井:
チームのメンバーと「やったー(やった)」「ごめん」と言ったり、ドキドキしながらボールを待ったり、(o^^o)スポーツ楽しい❣️と感じた大会でした。
チームのみなさん感謝です😊コミュニケーション(声出し)が大切だけど、言わない作戦も必要。奥が深くて、ダイナミックな動きも楽しかったです。

浦島:
今年3月に、長野県で特別研修会でゴールボールの実技講習会があり、その時の、研ぎ澄まされた凛とした感覚が、身体中によみがえり、良い仲間と出会ってチームを組めたことで、全身あざだらけになりましたが、本当に楽しい時間を過ごすことができました🍀北信越大会ということで、他県からの選手やゴールボール協会の方々との交流も沢山できたことが、参加させて頂けてほんとうに嬉しかったです🍀

安井:
東京パラリンピックの時にテレビで初めてみたゴールボール。体験するのは初めてでした。
にわかチームでしたが、全員で声をかけ、応援し、汗をかきながら、楽しくゴールボールができました。
試合前の短い時間で私達素人ながら、攻撃の作戦、名付けて「〇〇ちゃん攻撃」を考え、実際に試合中に実施し、相手チームを惑わす事が出来たんではないかと思っており、とても楽しかったです。
試合中にコートの外のスタッフの方から「後ろに下がって!、もっと後ろ・・・」とアドバイスをもらいました。手でコートに貼られたひもを探すも見つからず、試合が終わり、アイシェードを外した時の自分がいた場所がとんでもなく前だった事にびっくりしました。
今回の体験を通してゴールボールの競技の面白さ、難しさが少しだけ分かりました。また視覚がない競技でのコミニュケーションの大切さ=視覚に障害のある人への接し方でやはり声を出してのコミニュケーションの大切さを改めて感じました。
よい経験ができました。お世話して頂いた方々、ありがとうございました。

【活動報告】三市(砺波、小矢部、南砺)ふれあい交流会

令和7年度三市ふれあい交流会
日 時:令和7年5月18日(日)10:00〜11:45
会 場:南砺市福野体育館 大アリーナ
参加者:砺波市手をつなぐ育成会20名、小矢部市手をつなぐ育成会20名、南砺市手をつなぐ育成会30名、高岡市中田身体障害協会3名、
    協議会指導員27名 今までに経験のない参加人数となりました。合計 約100名

 今年度新たな活動事業として、砺波市、小矢部市、南砺市の育成会の皆さんと、『ふれあい交流会』を開催されるということで、パラスポーツを笑顔と共に親しみ楽しんで頂こうと、お手伝いにいってまいりました☺️
 活動種目は、卓球バレー・カローリング・アキュラシー・ディスゲッター9・スクエアボッチャです。
指導員全体の打ち合わせは、活動の始まりの大切な時間、担当者ごとに分かれてからも、参加者の方を想いながら、笑顔の場をつくっていきます🌈

 開会式ではケガのないようにラジオ体操で体をほぐし温め🌼、赤、青、緑の3グループに分かれ、1種目、約20分を目安にローテーションして頂きました。
[卓球バレー]
 以前の卓球バレーの時の見直しとして、座る場所によって球を触れる(打つ)機会が極端に少ない場面があったので、今回は、参加者の皆さんが球に触れることで楽しい時間を沢山つくってくださると良いなということでタイミングを見ながら、球の数を1つから2つ、3つ、と増やしていき、ゲームなども行いました。すると思った以上に賑やかな歓声と笑い声で盛り上がり、最後には指導員とハイタッチ🖐️の場面も沢山みられました🌷

[カローリング]
 カローリングは、底にローラーのついた円盤(ジェットローラー)を滑らせてポイントゾーンに投球し、得点を競いますが、力の加減で勢いがつき過ぎたり、的に届かなかったり、上手くいくときも行かない時も、全てが優しい声援と笑顔と拍手で楽しい時間が過ぎていきました。☺️🌼
[アキュラシー・ディスゲッター]
 フライングディスクでは、参加者のほとんどが経験のある方で、皆さんとても上手にまっすぐ、的に当てられ、ガッポーズ💪やその場でぴょんぴょん飛び跳ねられる嬉しそうな姿に、私達指導員も今日参加できて良かったなって思える時間を沢山頂きました🌼
[スクエアボッチャ]
 ボッチャは、知っているけれど、スクエアボッチャは初めて🌟という参加者も多く、各グループ4エンドゲームを終える頃には愉しさと笑顔と笑い声に元気を沢山いただきました🍀

 種目別パラスポーツの後パラバルーンを使った楽しいマスゲームを企画しました☺️参加される皆さんが楽しめる様、曲に合わせて一体感となれる嬉しさも感じられますよう、準備をすすめて来ました。
 パラバルーン3つ用意し、参加者と一緒に指導員も混じり演目として「小波」、「大波」、「ポップコーン」、「メリーゴーランド」、「帽子」と、パラバルーンを縦、横、小刻み、音楽に合わせて高く持ち上げたりゆらゆら揺らしたり☺️、全員でひとつになれる笑顔の瞬間に心が元気に温かくなりました🌷


 閉会式では、また次回もお逢いできることを心から願いながら解散となりました。これからもパラスポーツに触れていただきながら、温かい笑顔と楽しいし時間を過ごして頂けますよう、活動事業を皆さまの出会いに感謝しながら繋げて行きたいと想っています。
今回参加して頂いた指導員の皆さまお疲れ様でした。ありがとうございました。

【活動報告】水泳競技大会

試合前の静かなプール。この後大きな波しぶきが沢山おきていました。

日時:2025年4月20日(日)

場所:富山県高岡総合プール

第25回 富山県障害者スポーツ大会 水泳競技会

受付の様子

   

昨年に引き続き開催場所は高岡総合プールでした。昨年の経験があったので、

会場設営には、昨年の事を思い出しながら、スムーズに準備を進める事ができました。

ライフセーバーさんと2Fの観客席にはご家族の方々が応援されていました

今大会の選手は約50名で、1種目または2種目に出場されました。

この大会で上位の成績を修められた方は10月に滋賀県で開催される

全国障害者スポーツ大会(略して全障スポ)の出場権がもらえます。

皆さん日頃の練習の成果を充分に発揮され、力強い泳ぎをされていました。

指導員の皆さんは割り振られていた持ち場でそれぞれの役割を果たしながら、

選手の泳ぎの応援をしていました。

閉会式の様子:今年も大会新記録が7つでました

今年も無事に大会のお手伝いが終わる事ができました。

参加された指導員の皆さん大変お疲れ様でした。

【報告】本協議会総会、研修会報告

令和7年度 富山県パラスポーツ指導者協議会 総会
日時: 令和7年4月13日(日)午前9時30分~10時20分
会場: 富山県総合体育センター 1F会議室

 始めに事務局より、会則10条、会員総数136名の過半数を超える委任状、参加者の出席により、本日の総会は開会されると報告いたしました。
開会の挨拶として、富山県パラスポーツ指導者協議会会長 箕島 英二より、「昨年同様今年度も皆さんのお力をお借りして、多くの皆さんに笑顔と元気をお届け出来ますよう、またパラスポーツの普及活動に取り組んでいきたいと思っております」と力強い挨拶がありました。

その後、来賓の富山県障害者スポーツ協会事務局次長 植野 様よりご祝辞を頂きました。
総会の進行役として、浦田 亨さんを選出、下記の議事の進行を進めて頂きました。
 (1) 令和6年度事業報告について
 (2) 令和6年度収支決算報告について
 (3) 監査報告
 (4) 令和7年度事業計画(案)について
 (5) 令和7年度収支予算(案)について

○ 質疑応答(抜粋)
(質疑) 前年度、沢山の事業が行われているが、指導員の参加率が一部に偏っているのではないかと思う。今年度はどのように広めていこうと考えているのか。
(応答) 各地区毎、呉東、呉西に分けて事業ごとに参加して頂くように、指導部会を中心に地区毎にグループを作り、リーダーを育て、指導員を対象としたアンケートを活用して、皆さんが協力しやすいよう仕組みに取り組んで行きたいので、今年度も宜しくお願いします。
(質疑) 予算について、予備費を活かして、用具を地域ごとにそろえて頂くことを、検討していただきたい。
(応答) ボッチャ2セット、室内用モルックを令和6年度に購入済。今後も1年間に1~2個位購入して支援活動に使っていきたいと思っています。

○プライバシーポリシーについて、情報部会より。
当協議会の活動を保護し、守るために、プライバシーポリシーを作成しました。ホームページに掲載を予定しています。

マスコットキャラクターについて、当協議会が活動するにあたり、マスコットキャラクターがあればいいと考え、富山県の「きときとくん」であれば親しみを持って頂けると思い、県に申請する方向で進めてまいります。詳細が決まりましたら、ホームページなどでご連絡します。

総会の最後は岩田 寛副会長より、「今年度も様々な事業、イベントがあり参加される皆さんに元気と笑顔を届け、地域指導員の皆さんの絆を繋ぐ仲間作りにも力を入れてきたいと思っています。今年度も指導員皆さんのご協力、ご参加を宜しくお願いします。」と閉会の挨拶で滞りなく、総会を終えることが出来ました。
ご臨席頂きました、富山県障害者スポーツ協会の皆様、出席してくださった指導員の皆様、ありがとうございました。

 令和7年度第1回富山県パラスポーツ指導員連絡協議会及び研修会
日時: 令和7年4月13日(日)10:30〜12:00
会場: 富山県総合体育センター会議室   
参加者:35名

 富山県パラスポーツ指導者協議会総会に引き続き、研修会が行われました。

令和7年度より富山県障害者スポーツ協会は前任の恒川 修事務局長が勇退され、後任の牛島 和也事務局長がご挨拶をされました。
・令和7年度富山県障害者スポーツ協会の事業計画について報告
・令和6年度日本パラスポーツ協会中央研修の報告
  ①全国障害者スポーツ大会障害者区分判定研修会 岩田 寛さん
  ②公認中級パラスポーツ指導員養成講習会    村山武志さん
  ③第19回公認パラスポーツ指導者全国研修会   箕島 英二さん・浦島 久美子さん

皆さんの報告発表は、とてもわかりやすくて、ユーモアもありながら、時には笑い声が聞こえてくる楽しい報告会でした✨
報告発表をしてくださった指導員の皆さんお疲れ様でした。

【報告】ふれあい交流大会に参加しました

日時:2025年3月9日(日曜日)10時~12時

場所:射水市救急薬品市民交流プラザ

射水市手をつなぐ育成会主催「ふれあい交流大会」が開催されました。60名もの参加者に対して21名の指導員と多くの人が集まり、非常に賑やかなものでした。育成会会長からの挨拶から始まり、ラジオ体操。そして「赤」「青」「黄」「緑」と4つのグループに分かれて卓球バレー、ストラックアウト、カローリング、ラダーゲッター、スクエアボッチャを交代で楽しんでもらいました。20分ずつ楽しんでもらうつもりがあっという間で、もっと楽しみたかった、という方々も多くおられ申し訳なかった気持ちにも。最後にはレクゲームとしてパラスポーツ指導員の下川さん寄贈のフロアバスケットを実施。参加者も指導員も一緒になって楽しく過ごせました。

【ブロック特別研修会】ゴールボール 報告

北信越ブロックパラスポーツ指導員 令和6年度(ブロック特別研修会)
日時: 2025年 3月1日 13:00〜

場所:長野県障がい者福祉センター(サンアップル)

 北信越ブロックパラスポーツ指導員を対象に、
今回は、長野県障がい者福祉センター(サンアップル)にて特別研修会があり、
富山県パラスポーツ指導者協議会から、3名の指導員が参加致しました。


座学では、「ボランティア組織の運営、マネジメント」と題して、日本ボランティア協会から、講師 小原 宗一氏をお迎えし講演していただきました。
ボランティア活動について、各自どのようにボランティア活動を理解して、社会への関わりを作っていくのか。社会との関わりを持つ中で、
共感した者の集まり⇒有志としての集団⇒組織が出来る⇒役割分担を担うことにより、その組織の成長と共に出てくる、方向性の違いと理解。
いろいろな人達と出会うことによって、助け合い、お互いを尊重し合い、自分たちの大切さを話し合う。
これからの私達協議会のあり方と活動の魅力を考える良い機会をいただきました。ありがとうございました☘️


座学の後は、実技講習会「ゴールボール」です🌼
講師 江黒 直樹氏  安達阿記子氏 ロンドンパラリンピックゴールボールで、パラリンピック日本初の団体競技で金メダル🥇を獲得された、
当時の監督と選手のお二人です。最初、ゴールボールについての競技説明を簡単にお話して頂きました☺️


[ゴールボール]とは
 ゴールボールは、視覚障がい者が男女別に行うチームスポーツです。
3人ひとチームで鈴の🛎️はいったボールを交互に転がすように投げ合い、相手のゴールにボールを入れて得点を競います。
視覚に頼ることができないスポーツですので、言葉による意思疎通、コミュニケーションが重要になります。
障がいの程度(視力や視野)によって競技力の差が出ないように、選手は、目隠しをして、同じ条件のもとで競技を行います。

説明をいただいた後、実際にアイシェード(目隠し)を装着してコート内を動いてみました。
まず、ゴール🥅(幅9m・高さ⒈3m)に手を🖐️触れながら前向き、後向きで移動してみます。
コート内のラインには、床との間に糸を通してその上からテープが貼られていて、凸があります。
その凸の感触を頼りに確認しながら、ゆっくりです😳最初、手で触れる感覚だけでは不安を感じましたが、
それから徐々に視覚以外のすべての感覚を必要とし集中しました🌼
次に3人組となって、名前を声に出して呼び合い、拍手でお互い自分の位置を知らせてます👏
ボールの転がる音や🛎️床の振動、ラインの感触、すべて感覚を研ぎ澄ます✨という不思議な感覚が身体に新鮮さを覚えました✨
と同時に⭐️楽しさとワクワク感⭐️を感じることもできました🌷


ルールやコート説明などまだまだ知りたい🌼ゴールボール🌼に出会えたことに嬉しく思いました。そして嬉しいことに‼️
今年 6月22日(日)
「🌈2025チャレンジ・ゴールボール北信越大会🌈」が開催されます。

どうぞ皆さん、お仲間とご一緒にゴールボールを楽しみませんか💫 
大会の詳細情報が分かりましたら、後日ご連絡致します。


最後に、今回の研修会で学ばせて頂けたこと、たくさんの出会いに感謝いたします🌷🌼ありがとうございました。
そして参加指導員の皆さま、おつかれさまでした。

【報告】研修会「スクエアボッチャ」参加

令和6年度 第2回富山県障害者スポーツ教室・クラブ代表者・富山県パラスポーツ指導員連絡会議及び研修会
       「スクエアボッチャ」
日 時: 令和7年2月22日(土)10:45〜12:15
場 所: 富山県総合体育センター
参加者: 富山県障害者スポーツ教室・クラブ代表者 及びパラスポーツ指導員 約30名
講 師: 京都市障害者スポーツ協会  畑本 直之 氏   
                   静  真樹 氏

今回の研修会は、富山県障害者スポーツ協会の、パラスポーツ指導員育成事業として、今年度2回目となる研修会です。
当日は雪の降る寒い日となりましたので、皆さん防寒対策をしっかりとっての参加となりました。

まず講義では、「ボッチャ」をベースに、より多くの人が同時に楽しめるようにと、「バトミントンバレー」、「転がしドッチ」、「円形型ボッチャ」など、様々な体験教室を試しながら、
うまくいかない経緯を繰り返し、新しいスポーツとして、
「スクエアボッチャ」が誕生した。というお話をお聞きしました。

ボッチャは、パラリンピックでも聞き慣れていますが、「スクエアボッチャ」は、どんなスポーツ❓と思われるかもしれませんが、私たち協議会の活動(パラスポーツ体験会)の中でも昨年から取り入れ、人気のあるスポーツです☘️

🌈講演の後は実技です。参加者全員でコート作りからはじめます。
実際に4チームに分かれて「スクエアボッチャ」を体験しました✨🌷
ボッチャは、1方向でプレーしますが、スクエアボッチャは、正方形のコートで4辺すべてを使って4チーム(1チーム1〜6人)プレーします
☺️ジャックボール(白⚪️)投球のあと、赤🔴→青🔵→緑🟢→黄🟡の順に投球していきます。
ボッチャと違う得点方法に「ボーナスポイント‼️」があり、プレー中にカラーボールがジャックボールにくっついて静止した場合は、くっついたカラーボールのチームに1点加算されます。
「ボーナスポイント」をゲットする為に各チーム真剣にプレーし、😳熱がはいります✨

初めてチームを組む仲間でしたが、お互いに、作戦、声かけ、応援📣、1ゲーム4エンド終える頃には、それぞれのチームの温かい輪が、咲いていました🌼🌷

スポーツには、笑顔や笑い声で☘️こころと身体をリフレッシュさせてくれる大切な力💪があるのだなとあらためて感じることができました☺️🌷 スクエアボッチャに出会ったことによって、温かい支援の輪をひろげていきたいと想います☺️

このような研修会を開催して頂いた、富山県障害者スポーツ協会の皆様、講師の皆さま、ありがとうございました。
今回、参加されたパラスポーツ指導員の皆さん、お疲れ様でした🌷🌼
ありがとうございました。