教室訪問「ボッチャ教室」
日時:令和7年11月16日(日) 14:00〜16:00
場所:高岡市博労公民館(富山県高岡市博労本町4-2)

ボッチャ教室は、今年度より、ボッチャクラブから、ボッチャ教室へと変更となり、訪問したこの日は、春から第8回目に参加いたしました。
公民館は、入ってすぐにバトミントンコートくらいの部屋があり、車椅子の方も使いやすい施設となっています。
担当者のクラブ代表増川さんが、私もお会いするのが3回目でしたが、にこやかに対応してくださいました☺️本日は、12名の参加となり、賑やかな始まりとなりました🌈
ところで皆さん、ボッチャは、どのようなスポーツか、ご存知ですか。
ボッチャは、ヨーロッパ生まれのパラリンピック、全国障害者スポーツ大会の正式種目です。そして、年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツです。ボールを投げることができなくても、ランプ(勾配具)を使い、ランプオペレーターに伝えることが出来れば参加できます。ボッチャは、頭脳戦と言われる通り、さまざまな戦術を駆使して戦う競技です。そして、ボッチャで使用するボールは、ルール上大きさも重さの規定が決まっています。(円長が270㎜±8㎜以内 重さは275g±12g以内)
硬さや、材質が違うことがあり、それぞれのプレスタイルによってボールを使い分けています。(ボッチャはマイボール制)
[天然皮革製]→ボールに凸凹が少なくまっすぐ転がりやすい牛手製
[フェルト製]→表面が手羽立っているので滑りやすい製質からボールを弾く時などに向いています。
[人工皮革製]→表面がしっとりとしていて滑りにくい性質からボールの上にボールを乗せたい時に向いています。
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに赤青のそれぞれ6球ずつのボールを転がしたり他のボールにあてたりして、いかに近づけるかを競い合います🌈

この日の教室では、少しずつ人数が増え始め、ご家族や支援の方達は手慣れた様子でコートの設営から行われました。出来上がるころ赤、青のチームに分かれ、ゲームが始まりました🌷チーム同士話し合いながらボールを投げ入れる姿は真剣です🌷その真剣さからジャックボールに上手く近くことができたら素晴らしい笑顔と拍手が上がりました🌼

ボッチャクラブは、代表増川さんの息子さんと少人数から始まり今年が20年目。障がいのある人、スポーツ好きな人を集めて療養として、楽しく通えるようにとボッチャクラブが立ち上げられ、今では小学校など普及活動へも行かれています。
ボッチャ競技の県内のパラリンピアンで藤井由里子選手がいらっしゃいますがこのボッチャ教室でもご一緒に活動されておられます。

訪問した一週間後、11月22日、高支支援学校にて、富山ボッチャクラブ主催の、第5回能作杯が行われ、9チーム 約30名の参加の中ボッチャクラブの方、家族の方沢山の交流会が楽しく賑やかに開催され、私達、指導者協議会でチームを作り参加しました🌼参加された皆さん、本当にお上手で楽しそうにゲームをされてました☺️

ボッチャクラブの方は進行もされながら、ゲームにも参加🌼どなたの顔も楽しそうで☺️私も、いっぱい元気をいただきました🍀
このボッチャ教室は、障がいを問わず、車椅子の方など誰でも楽しめるスポーツです🌷
最近のイベントでもボッチャをご存知の方々も沢山お聞きしております。もっとボッチャを知って、楽しくプレーがしてみたいなと普及活動も沢山していらっしゃるボッチャ教室にみなさんも、お時間おありの時にご参加されてみてはいかがでしょうか。やってみれば、やってみるほど楽しいですよ🌼🌷






