富山県パラスポーツ指導者協議会

令和2年度第一回研修会

令和2年8月2日(日)富山県総合体育センター(富山市秋ケ島)で、33名の障害者スポーツ指導員の参加のもと、富山県障害者スポーツ協会との共催という形で第一回研修会を開催しました。

富山県障害者スポーツ協会事務局長挨拶

今回は、コロナウィルス感染症が拡大してから初めての研修会であり、障害者スポーツ協会で色々と工夫をされておりました。まずは講演者の前には透明なビニールが張られ、飛沫防止をされていました。

一般財団法人富山陸上競技協会 審判部長 夏野義一先生

審判員養成講習会の講師には、お一人目は一般財団法人富山陸上競技協会 審判部長 夏野義一先生が講義してしてくださいました。夏野先生は富山県の陸上競技会でご活躍されておられ、県内での陸上競技会での運営をされており、富山県障害者陸上大会にも携わっておられます。講義は主に陸上協議の審判員についての任務や役割について説明いただき、基本的なルールなどをお教えいただきいました。今回の講義と来年の富山県障害者陸上大会に参加することによって陸上審判員資格が取れるので、富山県内の陸上競技会に運営として参加してほしいと呼びかけておられました。

一般社団法人日本パラ陸上競技連盟 競技運営委員会 副委員長 北林直哉先生

二つ目の講義は一般社団法人日本パラ陸上競技連盟 競技運営委員会 副委員長 北林直哉先生をお迎えしました。北林先生は大阪在住とのことで、今回の講義は富山県に来られる予定でしたが、コロナウィルス感染症拡大の影響で直接講義することかなわず、リモートでの講義となりました。

このようなリモート形式での講義も初めてですが、これからもこのような形での開催になることもあるかもしれません。北林先生は、全国障害者スポーツ大会の概要とそのポイントについて教えていただきました。特にパラスポーツは区分分けが細かく設定されており、また障害者スポーツ大会固有の競技もあることなどをじっくり説明いただきました。そして障害に応じた競技の審判方法とそれについての注意点なども丁寧に説明いただきました。

 今回の講義は来年開催される富山県障害者陸上大会の運営役員をすることで実技と講習の両方を修了したと言うことになり、日本陸上競技連盟公認審判員B級と言う資格を取得することができます。指導員の皆さんも活躍の幅を広げることができ、今回は33名のスポーツ指導員が参加いたしました。

除菌ティッシュと手袋の配布

最後は配布された除菌ティッシュと手袋を使い、自分が使用した机と椅子を消毒して解散となりました。withコロナ時代に即した研修会となりました。またこのような研修会をしておりますのでご興味がありましたらぜひご参加ください。これからも参加する皆さまの安全安心を第一に運営してまいります。