富山県障がい者スポーツ指導者協議会

【活動報告】第23回富山県障害者スポーツ大会(水泳競技会)

第23回富山県障害者スポーツ大会(水泳競技会)のお手伝いに参加して来ました

日時:2023年4月16日(日) 午前9時30分~12:15

会場:富山市東富山温水プール

当日、会場準備があるので、私達は7時50分集合しました。

今回の水泳大会のお手伝いには、私達パラスポーツ指導員32名がお手伝いしました。その中には昨年秋に初級を受講された4名の方々も参加されていました。
初めての参加、ありがとうございました。

受付の後、当日の資料をもらい「係の打合せ」を行いました。

私達のお手伝いの内容は例年通り、下記の担当に分かれ、それぞれのお手伝いを行いました

「選手招集」:選手待機所で選手を把握し、水泳連盟の招集員に引き継ぐ

「選手介助」:選手の誘導及び必要な介助を行う

「会場・競技補助」:選手のマスクやタオルをスタート地点からゴール地点へ運ぶ。
選手が座った椅子の消毒など、

「記録」:選手のタイムを記録記入用紙し、順位付け。大会新記録の確認。PCへの入力など

「計時」:ストップウォッチを持ってのタイム測定。

「掲示」:記録記入用紙の掲示

「表彰」:賞品を渡す。

選手は約50名が参加されました。
自由形、平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎの種目と25m又は50mの各競技にエントリーされ、
この大会を目標に練習を積んできた1種目又は、2種目に参加されました。

自由形では、水しぶきが沢山上がり、スピードと力強い泳ぎは迫力がありました。
背泳ぎではなめらかに腕が水中に入り、リズムよく泳いでみえる姿もありました。

競技中は大声を出してはいけなかった為、声での応援ではなく、拍手で応援しました。
選手は飛び込みではなく、水中からスタートし、1着、2着、とゴールされ、(まだ泳いでいる)
後1人選手に目を向けると一生懸命泳いでみえる姿を見て、誰からともなく応援の拍手が始まり、それに気付いた他の方々の拍手も加わり、
会場全体を包み込む大きな拍手で、その選手がゴールするのを見守りました。

その選手がゴールされた瞬間は、選手の素晴らしい頑張りで感動しホッとすると共に気持ちが温かくなりました。
こんな場面に遭遇するとパラスポーツ指導員になってよかったと思える瞬間の1つです。

今大会も大会新記録がいくつもでており、日頃の練習の成果を発揮されて良かったと思いました。

全24競技が終わり、閉会宣言の後一斉に会場の片付けを行いました。皆さんの協力の下、
速やかに行うことができました。朝早くから大変お疲れ様でした。


【大会プログラムより】

今大会の目的:障害のある選手が、競技力の向上を目指すとともに、スポーツの楽しさを体験し、
併せて県民の障害に対する理解を深め、障害者の社会参加の推進に寄与することを目的とする。

と大会プログラムに記してありました。

今回はKNBテレビさんのテレビカメラ取材が入り大会の様子がニュースで流れました
今までテレビでの取材の回数が少なかったのですが、
テレビで取り上げて頂けると広く県民の方々に知って頂け、パラスポーツや障害者への理解が深まる事に繋がるので、とてもうれしく思います。
水泳の他にも「陸上」「フライングディスク」「卓球」と各大会があるので、各大会もテレビや新聞などのメディアで取り上げて頂けるといいな~と思いました。