富山県パラスポーツ指導者協議会

【活動報告】富山マラソン2022のお手伝いに行ってきました

    車いすランナー整列。その後方に一般ランナーがみえます。

今年も富山マラソン2022 車いす競技の部のお手伝いに行ってきましたので、その様子を報告させて頂きます。
ボランティア集合が6:30だったので、私が家を出た5:40分の空にはまだ星が輝いていました。
当日の天気は快晴🌞で、朝も冷え込んでいました。写真の青い空で快晴も分かって頂けますよね。
思い起こせば、記念すべき第1回目の富山マラソンの時と同じ快晴だな~と思いました。やはり天気がいいとほっとします。

この富山マラソンのボランティアに関しては、10月中旬に事前説明会があります。
事前説明会では、車いす競技の大会担当者さんから
車いす競技の各仕事の内容が詳しく書いてあるマニュアルを読み合わせながら
仕事の説明を聞き、質疑応答を行いました。
質疑応答では、昨年度の改善点を改めて報告し、今年の開催に反映して頂く様依頼しました。
毎年、改善を繰り返す事により、更によい大会になってきていると思います。

学生ランティアさんと共に受付

 大会当日 朝7:00
選手の車が駐車場に入ってきました。
車のナンバープレートには、富山ナンバーの他、石川県、福井県、愛知県、長野県、静岡県、栃木県の車が並びました。今年も遠い所から参加頂きました。

ウオーミングアップエリア

 今年の選手のエントリーは21名との事でしたが、都合悪く欠席の方もみえ最終的に参加された選手は、14名でした

スタート地点移動前。🌞が眩しい

≪お手伝いの内容は下記の通り≫
〇受付・サービス係(2名)
  選手の受付、選手の準備のお手伝い
〇誘導係(3名)
  選手の車の誘導、スタート前の練習会場でのウォーミングアップの
  見守り。ゴール地点から、駐車場までの誘導他
〇車いすアシスト係(4名)
  アップダウンのあるコースの為、3カ所の大きな登坂にアシスト係を
  それぞれ配置し、坂を自力で上れなくなった選手の車いすを後ろから
  押す係です。
〇車いす最後尾自転車係(2名)
  自転車に乗り、スタートからゴールまで、選手の最後尾にいて
  選手の見守りや、コース途中にある関門通過の確認などを行います。
〇車いすランナーサポート係(2名)
  トラックの乗り込み、車いすランナーが途中棄権した時など、
  そのトラックに車いすと選手の回収をし、スタートに戻る仕事です。
◎ジョギングの部
  生活用車いすの選手と並走する

  表彰式会場。選手みなさんが表彰式に参加

 今年も選手全員が制限時間内にトラブルなどなく無事にゴールされました。
これが何より一番うれしい事です。
表彰式も終わり、車の付近に戻ると選手同士、記念撮影をされたり、
連絡先の交換などされていました。
今年は、選手全員の記念撮影のシャッターを切らせて頂き、カメラ越しに
みなさんの笑顔が見れてとてもうれしかったです。

「車いす競技」の他に「ジョギングの部」に生活用車いすで参加された方のサポートに参加された指導員も見えます。

車イスジョギングの部(4km)は、新湊きっときと市場をスタート・ゴールとし、新湊大橋を途中で折り返すコースです。

スタートは、朝8:30

選手の方は、50代の男性で、初参加とのことでした。選手の方が日頃通うリハビリ病院のPT OTの方がサポートとして参加されました。

制限時間50分内にゴールができ、選手の方、サポートの方は、ゴール後、大変満足されていた様子が見られました。

来年度への課題ですが、選手の方が生活用の車イスで参加されました。前輪が小さく、コース途中の段差で、転倒しそうになったことがありましたので、次回は段差付近では選手に向けて注意喚起をして安全を保つ事が必要と感じました。


最後に来年も富山マラソンが開催される事を願っています。車いす競技だけでなく、富山マラソンと言う大きなイベントに参加している実感が味わえます。なにせスタート地点の真横ですから・・・

来年一緒にボランティアに参加してみませんか?参加お待ちしております。