富山県パラスポーツ指導者協議会

第22回富山県障害者スポーツ大会(陸上競技会)のお手伝いに行ってきました

5月21日(土)は13:30に富山県総合運動公園陸上競技場内の会議室に集合し、本番を翌日に控え、進行の確認や注意事項などの説明を聞きました。出席者は富山県陸上競技協会の方々と富山県障害者スポーツ協会の方々、そして私達障がい者スポーツ指導員です。

その後、各担当に分かれての仕事の内容の確認を行いました。大体毎年同じ仕事を担当する事が多いので私は例年通り「誘導係」でした。「誘導係」は全員で7名ですが、昨年、一昨年この大会が中止だったので、今回が初めての参加と言うフレッシュな指導員の方が4名みえました。
どたなも目がキラキラを輝いていて、私も頑張らなくては~といい刺激を受けました。

毎年同じ担当とは言え、コロナ渦での開催で感染対策もあり、昨年の反省点の改善も行われており、「競技運営マニュアル」を見ながら、みんなで勉強しました。

その後は、翌日の準備の為、会議室から競技場の各担当エリアに行き

机、パイプ椅子などを倉庫から各担当エリアまで台車で運び並べました。また投てき種目ではライン引きの仕事があり、明日の準備をしました。

5月22日は朝方、雨が降り少し地面が濡れていましたが、晴天になる予報でした。陸上競技大会の日は晴天の日が多いと思います。いい事です。選手はこの日を目標に練習に頑張ってきているので、雨で中止でなくてよかったです。

私達は7:30受付をし、全体打合せ、係別打合せの後開会を待ちました。

9:00開会宣言。例年であれば開会式があり大勢の選手はフィールドに整列しましたが、コロナ渦の為開会式、閉会式は中止。その代わり開会宣言と閉会宣言がありました。ちょっと寂しい感じでしたが、万全を期する為にはやむを得ません。

コロナ渦での開催ですので、マスク着用は勿論、大声での声援もNG。この他細かな留意事項が決められていました。

種目は、障がい区分別に下記があります。

【競走】50m、100m、200m、400m、800m、1500m、スラローム、4×100mリレー
【跳躍】走高跳び、立幅跳び、走幅跳び
【投てき】砲丸投げ、ソフトボール投げ、ジャベリックスロー、ビーンバック投げ

下記の各担当は、障がい者スポーツ指導員(50名)と学生ボランティアさん(165名)と一緒に協力しながら、競技運営のお手伝いをしました。陸上競技大会は、大勢のボランティアの活動があって成り立ちます。今年の競技登録選手は219名、ボランティアの合計は215名。ほぼ同数です。

種目も多く、スタート時間も決まっているので、そのスケジュールをこなす為、関係者一人一人がタイムスケジュール通りに各役割を果たして大会を進める事ができます。
【出発係】競走のスタート地点での出発補助
【決勝・計時係】トラックレースの記録、順位を記録用紙に記載。他
【跳躍係】砂場ならし、バー上げなど
【投てき係】投てき物の回収・運搬など
【記録員係】記録用紙記載の記録のPC入力。記録用紙を掲示板に貼るなど
【表彰係】入賞者に賞品を渡すなど
【更衣室係/第2ゲート係】第2ゲートにて競技場に出入りする人の検温カメラでの検温と消毒部外者の会場内への入場しない様に監視。更衣室テントの巡回。
【競技者係(誘導係)】招集場所(競技場外)で選手の招集、誘導(招集⇒競技⇒表彰)など

第2ゲートは入口と出口がフェンスで仕切られています。このフェンスはコロナ対策の為、今年初めて登場しました。選手は招集場所からこの第2ゲート入口を進み、途中で一人一人検温を行い、競技場内に入ります。念には念を入れた対策でした。

今年も無事に終わる事ができました。コロナ渦で大会が簡素化した事と選手が若干少なかったので例年より少し早く終わりました。来年はコロナが収束し、大勢の選手の方に参加して頂ける事を願っています。
お手伝い頂いたスポーツ指導員のみなさんお疲れ様でした。
来年もよろしくお願いします。