富山県障がい者スポーツ指導者協議会

第21回富山県障害者スポーツ大会(水泳競技会)が開催されました

令和3年4月18日(日)第21回富山県障害者スポーツ大会(水泳競技会)が富山市東富山温水プールにおいて開催されました。
去年は中止となっていたので2年ぶりの開催となります。

しかし、まだ新型コロナウイルス感染症の影響があるため参加者が例年より少なく、各市町村、特別支援学校から37名(男子30名・女子7名・身体障害8名・知的障害29名)の選手が参加されました。また、大会の簡素化を図り、開・閉会式をなくして無観客による競技会となりました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を十分に取った開催となりました。選手・競技役員・運営役員は、大会2週間前から検温、体調等のチェックを行って体調管理チェックシートを記入し、大会当日に提出しました。

障がい者スポーツ指導員も運営役員として参加しましたが、例年のように運営の補助や設営とともに感染防止のために様々なことを実施しました。

運営役員はプールの出入り口や選手が座る座席など、一つ一つ除菌アルコールで絶えず清潔に保つようにしておりました。

また、会場内の各所に消毒薬を配置し、選手や役員などにこまめな手指の消毒を促しておりました。また、更衣室は密を避けるという観点から人数制限を設けて厳格に更衣室の人数を把握し、多い場合は入室を制限しておりました。

会場に入る際も検温を実施し、受付もしっかりとしたアクリル板を取り付け、万全の体制で新型コロナウィルスの感染予防に取り組んでおられました。また、普段は温水プールなので窓を開ける事はないのですが、今回は特別に窓を開放してなるべく換気することで感染を予防しておられました。

また、今回は表彰式を行わず、賞品が置かれている机に選手が自分で取りに行くというセルフサービス方式に変更されました。

賞品はここにセルフサービスで選手が取りに来ます。

 競技会は富山県水泳連盟 藤井利晴 副会長の開会宣言のあと、堺武 副審判長の競技上の注意、恒川修 富山県障害者スポーツ協会事務局長の今大会全般の遵守事項の説明の後、男女・障害・年齢の区分別に8種目の競技が始まりました。

選手たちも久しぶりの大会で、とても楽しそうに泳いでおられました。選手たちは去年、県の水泳大会や全国障害者スポーツ大会が開催されなかったのでとても残念がっておられました。そしてまたこのような大会があることをとても楽しみにしていると目を輝かせながら話しているのを見て、今大会が開催されて良かったと実感しました!

参加者は37名と少なかったのですが、4つの県新記録と2つの県初記録が出て、選手の頑張りに我々役員も拍手をして応えました!

また新しく指導員の資格を取得された方も6名参加されました。今後ともこのような機会があればぜひご参加ください!

今年は全国大会が開催されることを願っています!

まだまだ新型コロナウィルス感染症の拡大により、さまざまな行動が制限され生活がしにくい状況ですが、感染予防をはかってこのように運動できる機会ができればいいなと思っております。