富山県パラスポーツ指導者協議会

第19回富山県陸上競技会が開催されました。

令和元年5月19日(日)富山県総合公園運動競技場にて第19回富山県障がい者スポーツ大会(陸上競技会)が開催されました。

元号が変わって初めてのスポーツ大会です!我々指導員も気分を新たに頑張って行こうと思って臨みました。それは参加する選手も同じようで、みなさん大変張り切って競技をされていましたよ!

今年は曇りときどき晴れのちょうど良い気温でスポーツ日和でした。運営役員やボランティアのみなさんは午前7時30分に集合して、陸上競技会の準備をしました。学生ボランティアのみなさんは富山国際大学、富山短期大学の学生さんがたくさん参加されました。毎年来て頂いているのですが、みなさん若いのにしっかりと仕事されていて、いつも感謝しております。

開会式では、選手宣誓に引き続き去年全国大会に行って好成績をおさめた選手達の報告がありました。みんな誇らしげにメダルを下げてみなさんの前に立ち、去年の全国大会での活躍を報告しました。今年も今大会の成績優秀者が全国大会出場の候補となるのでみなさん真剣に競技をされていましたよ。

さて、いよいよ競技開始です。

100m走や砲丸投げ、走り幅跳びなど、一般の陸上大会にある競技もありますが、パラスポーツならではの競技として、スラロームという競技があります。白い柱2本の間は前進で通過、赤い柱2本の間は後ろ向きで通過しなければなりません!また柱1本の場合は柱の周りを一周します。白い柱だと前進しながら一周、赤い柱だと後ろ向きで一周しなければなりません。また車椅子による800m走などは、レース用の車椅子を使い、すごい速さでトラックを周るためコーナーリングなどの技術が必要です。ちなみにこのレース用の車椅子、とてもお高いらしいです。

こちらは投てき競技の様子です。やり投げの代わりにジェベリックスローという競技があります。また、ソフトボール投げや砲丸投げ、パラスポーツならではのビーンバッグ投げなど、投てき競技は種類が多くあります。どれも障がいに応じて自分に合った競技に参加出来ます!

最後は陸上の花形、4×100mリレー走が最後にありました。富山県内の韋駄天たちが集結して競います!

全国障がい者スポーツ大会において4×100mリレー走は女性が必ず一人参加するというルールがあり、富山県の陸上大会においても必ず女性選手を1人入れて4人ひと組で走ります。競技の最後ということもあり、みんな大いに盛り上がり、競技場内に多くの歓声が響きました。

閉会式も無事終わり、後片付けをしてボランティア富山国際大学、富山短期大学の学生さんと指導員が集合し富山県の障害福祉課の課長さんからご挨拶がありました。

今年は選手約400名、競技役員、運営役員170名、ボランティア200名の約770名がこの大会に関わってくださいました。

みなさんの力添えによって、事故もなく無事に終わることができました。このような活動をしておりますので、ご興味がおありでしたらぜひ障がい者スポーツ指導員の資格を取ってこのような大会に関わっていただけるとありがたいです!