富山県障がい者スポーツ指導者協議会

ステップアップ研修会 「AED体験講習会」を開催しました

2月5日(日)富山市の障害者プラザにて障がい者スポーツ指導者協議会のステップアップ研修会として
「AED体験講習会」を開催しました。

講師は日本赤十字救急法指導者
綿谷知子(わたたにともこ)さんに来て頂きました。(左写真)

当日はスポーツ指導員19名が参加しました。

 

最初は、胸骨圧迫のやり方を教わりました。
ダミー人形を使い、一人ずつ実習をしました。

傷病者への声掛けは、以前は
「(小声で)大丈夫ですか?」
「(少し大きな声で)大丈夫ですか?」
「(大きな声で)大丈夫ですか?」でしたが、
今は最初から大きな声で確認する様に変わったそうです。


胸骨骨圧迫は1分間に100~120回のテンポで30回。
「強く、早く、絶え間なく!」が重要

 

 

 

 

 

 

 

次に気道確保・人口呼吸のやり方を教わり
ました。1回の人口呼吸は約1秒の吹き込み
を連続して2回行います。
1回の空気の量はスーパーのビニール袋
(透明)が少し膨らむ程度と分かりやすい目安を教えて頂きました。

その後、胸骨圧迫→気道確保・人口呼吸を一連の作業として繰り返しました。

 

次にAED使い方を教わりました。
AEDの装置の中には、タオル、手袋、はさみ、かみそりなどが入っているので、
どのような場合に、
どう使用するかなどを詳しく教わりました。

AEDの電源は救護者がONしますが、電源をOFFするのは搬送先の先生のみ聞きしっかりと
覚えておきたいと思います。

その後、胸骨圧迫→気道確保・人口呼吸→AEDの装着を一連の作業として繰り返し練習をしました。アッという間に1時間半が過ぎていました。


最後に会長の小島から
障害者の方は転びやすい人、病気を持っている人もみえるので、今日の講習はいざという時に役に立つので、
よい講習になりました。と感想を頂き、

また、研修部会長より赤十字ではAEDの貸し出していただけるので、AEDの設置がない場所でのスポーツ支援をする場合は、事前にお借りして万が一の時に備えたいとの事でした。

心肺停止から分単位で生存率がカウントダウンされるので、とっさに迅速な対応、処置ができるように今日の講習を今後に生かしていきたいと思います。